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ひだまり山荘海外トレッキングツアー・オーストリアアルプス④

2018-07-29
ダハシュタイン山群を望む
ひだまり山荘の荻原です。
 
7月9日は
ダハシュタイン山塊からシュラートミングへ下山して、
3日ぶりのホテルで心も体もリフレッシュ。
 
シュラートミングは、
谷あいの人口5000人ほどの街ですが、
周囲はすべてスキー場で、スキーの基地として有名です。
 
翌日の7月10日は
シュラードミング山塊の1泊2日の縦走へ出発。
 
シュラートミング山塊は、シュラートミングの街を挟んで
ダハシュタイン山塊の南にあります。
 
全員が乗れるタクシーで標高1600㍍の登山口オーバータウエルンへ。
 
天気は午後から崩れる予報でした。
 
 
まずはオーバータウエルンから台地にむかって登ります。
きのうまでのダハシュタインのカルスト台地と対照的に、
こちらは緑豊かな山です。
花に癒されながら登りきったところからは
池塘の点在する大地を進みます。
 
 
 
 
やがて目の前に、
きょう登るルンガウアー・カルクシュピッツェ峰(2,471m)
が立ちはだかりました。
 
 
オーバーヒュッテ湖へいったん下り
湖畔の山小屋で昼食。
アルプスのトレッキングは、
ピクニックランチというお弁当を持つことが多いですが、
山小屋でちゃんとしたランチをとれることもあり、
いい思い出になります。
 
 
メニューは4種類の中から、
ぼくはソーセージを選びました。
 
 
食前には、高山植物を食べている牛のミルクがでて、
ほのかに花の匂いがしたかな?
美味しいミルクでした。
 
 
ランチタイムが終わると
ルンガウアー・カルクシュピッツェ峰の基部、
アカールシャルテ(2,315m)まで、約600㍍の登りです。
 
 
アカールシャルテにリュックサックを置いて、
ルンガウアー・カルクシュピッツェへピストンしました。
 

天気が心配になってきましたが、
山頂では360度の大展望でオーストリアの山々が望めました。
 
 
下山で少し雨に降られながらも
山頂から3時間ぐらいでギグラッハ湖のほとり、
イグナス・マッテス小屋に滑りこみました。
 
 
すると、その後10分で雷と豪雨が襲ってきました。
 
ぼくたちは、小屋の窓から土砂降りの雨を見ながら
本日の、美しいシュラードミング山塊の花と山並みをたたえ、
ビールで乾杯しました。
 
 
 
 
 
 
 
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