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ひだまり山荘海外トレッキングツアー。オーストリアアルプス②

2018-07-17
ギャルトアルム小屋の前にて
カルト台地へ
道しるべはオーストリアの国旗のペイント
稜線に向けて
ひだまり山荘の荻原です。
 
7月8日、ダハシュタイン山群2日目です。
きょうから2日間、ダハシュタイン山塊をガッツリ歩きます。
 
まずは、ギャイトアルム小屋を出て、
前方に広がる広大なカルスト地形に向かいます。
天気は…不安定な雲行です。
 
 
カルスト地形とは、石灰岩などで構成された大地が
時間をかけて雨水などで浸食された地形です。
この、目の前の地形はカルスト台地で、
白い石灰岩の岩肌が圧倒的です。
 
きょうは、この台地のスカイラインを越えます。
 
 
岩にペイントされた目印を頼りに、
小さな上り下りを無数に繰り返しながら
前方に突き出たロバの耳といわれる岩を目指します。
 
 
ロバの耳の肩を左から回り込むのですが、
ここからは岩場にフィックスされたロープを頼りに、
ぐんぐん登っていきます。
 
 
100メートルくらい登ったと思いますが、
登り切ったところでとうとう降ってきてしまいました。
しかもヒョウです。
 
全員しっかり雨具を着けたのですが、ヒョウは短時間で止みました。
 
稜線に上がると反対側の景色が現れ、
今までの石灰岩の景色が一変して、緑の世界がひろがっていました。
遠くにシェラートミングの町も見えました。
 
 
そしてきょう泊まる山小屋も下の方に見えました。
30分ほど下って少し登り返すと小屋に到着しました。
 
カルスト台地は複雑な地形なうえ小さな登り下りの連続で、、、
小まめに付けられた道しるべがないと
ガスっていたら迷いそうなところでした。
 
そして、この地域は石灰岩だらけなので、
花は期待していなかったのですが、
思いがけず素晴らしいお花畑が多く、
単調なカルスト台地の歩行を楽しませてくれました。
 
 
山小屋はグッテンベルグハウス小屋。
ここまでくるとさすがに泊まり客も少なく、
この夜はゆったりとした山小屋ライフを楽しみました。
 
 
 
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