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ひだまり山荘ブログ

小鹿野アルプス

2024-04-05
所沢店の成田です。

小鹿野アルプスを歩いてきました。

小鹿野アルプスって、
埼玉県小鹿野町にあります。
規模は小さめで、標高も低いのですが、
岩場が連続するご当地アルプスです。

秩父三十四所観音霊場の
札所32番法性寺から始まり、
般若山、釜の沢五峰、竜神山、兎岩
と続くルートです。

まずは法性寺に到着。
入り口の鐘楼門(しょうろうもん)へ。

鐘楼門とは、
二階部分に鐘を吊るした形式の門だそうで、
法性寺のものは1710年の建立だそうです。
木造建築がなぜこんなに長持ちするのか、
いつも不思議です。

あいにくこの日は修復作業中で、
全体像は見られませんでした。
新しい屋根は銅板でピカピカ。
これはこれで、なかなか見られない姿ですけどね。

それにしてもここ、
なんだか来たことがある気がするんですが…。
なんでだろ。

法性寺から山道を歩いていくと、
まもなく展望が開けて、
巨大な岩盤からなる尾根にでました。

この岩尾根の先端には、
お船観音が立っています。
尾根の片側は大きく切れ落ちていて、
まだ高度に慣れていないせいで、
足元がスースーしました(笑)

と、ここで思い出しました!。

昔、友人たちとドライブの途中で、
ここに来たことがありましたっけ。
こんな場所はそうそうないですからね。
たぶん今から30年くらい前です。
懐かしいな~。

お船観音が立つ「お船岩」や、
コースのラストを飾る「兎岩」
のような巨大な砂岩こそが、
小鹿野アルプス独特の、
迫力ある景観を作っていますよね。

同じ小鹿野町でも、
四阿屋山や両神山とは、
全然違う岩質なのですね。
そして小鹿野アルプスは、
標高は低くても展望が凄ーい!
見晴らしが良い小ピークがたくさんあって、
圧倒的な存在感の武甲山に、
横瀬二子山、丸山、城峯山、両神山に、
クレイジーなほうの二子山や毘沙門山などなど。

武甲山から西は、
伸びやかに標高を上げていく山並みが、
とても素敵でした。
ただこちら側は目立つピークがなく、
山名はイマイチわかりませんでした(ˊᗜˋ*)。

般若山から一度麓まで下り、
登り返して、釜の沢五峰を目指します。

打田鍈一さんの著書『埼玉県の山』によると、
釜の沢五峰は、
長若山荘のご主人が整備された山だそうですね。

小鹿野アルプスらしい、
ボコボコと盛り上がった岩稜で、
ここもまた見晴らしがよく、
楽しく岩場とクサリ場で遊ばせて頂きました!
(ありがとうございました)

それにしても小鹿野アルプスの
地形は面白いですねぇ。
麓に降りて来てからも
奇妙な地形が所々にありました( °Д° )。
民家の裏山さえも尖った岩峰なのには、
そそられました。

ついでにイノシシまで出現したりして。
山は低くても充実の山行でした。
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