ひだまり山荘の荻原です。

 

けさの多峯主山山頂は霜が降りていました。

 

山頂ではハイカーもいて、
きょうは休日だということを実感します。

 

下からトレイルランナーが登ってきて、
「ひだまりさん！」と声をかけられました。

 

声の主は、
ヘッドランプで有名なペツルなどの
輸入メーカーである
アルテリアの清家さんでした。

 

清家さんは昨年、ウルトラツールド・モンテローザ170㌔
のレースに参戦すると聞いていました。

 

結果を聞くと、コース途中で雪になり
レースが中止になってしまったとのことでした。
これから友達とふたりで、
飯能アルプスへ行くそうです。

 

彼らと別れたあと、自宅までの最短ルートを下っていました。
そこへ、うしろからまたしてもトレイルランナーが。
ここは地元の人しか通らないような道なのに、
どう見ても地元ではない
トレイルランナーが来たので声を掛けました。

 

飯能アルプスから顔振峠を回って来ると言うので、
気を付けてと見送りましたが、
しばらくすると戻ってきたので
やっぱり間違えて入ってきたのでした。

 

この道でも行けるからと途中まで案内しながら
トレランの話に花が咲きました。

 

なんでも彼はきょうから香港でレースだったところ、
新型肺炎の流行で、レースが中止になったとのことでした。

 

彼も去年、モンテローザのレースがあった同じ時期に
スイスで別のレースに出ていたようですが
やはり雪のためレースが中止されたようです。

 

自然が相手のトレイルランはいろんなことがあります。
そこがまた面白いところです。

 

何があっても山の中で対応できる体力と
装備を身に着けて山を楽しむことですね。